PHP開発環境の構築(1) on Windows
何回かに分けて、WindowsでのPHP開発環境の構築について書いてみます。
(1月からやってる仕事が延長されてしまったので、憂さ晴らし。)
今回は、PHPの実行環境として、XAMPP Windows版(2007/03/02の時点では1.6.0aが最新)を導入します。
- ウェブサイトから、XAMPPのインストーラをダウンロード。
Windowsに精通している方は他のバージョンでもかまいません。 - ダウンロードしたインストーラを実行して、インストール。
詳細なインストール方法は、ウェブサイトに記載されていますのでそちらをご覧ください。
デフォルトのインストール先は「C:\Program Files」です。(実際に導入されるのは、そのディレクトリ下の「xampp」になります。)
これで、Apache/MySQL/PHPの環境(WAMP)が構築されました。簡単ですね。
HTMLやPHPのファイルは、「C:\Program Files\xampp\htdocs」に置いてください。すると、ウェブブラウザで「http://localhost/」で参照できます。
また、設定ファイルは以下の通りです。開発するだけの環境ならば、特に変更する必要な無いとおもいますが、必要に応じて変更してください。
- Apache:「C:\Program Files\xampp\apache\conf\*」
- MySQL:「C:\Program Files\xampp\mysql\bin\my.cnf」
- Apache版PHP:「C:\Program Files\xampp\apache\bin\php.ini」
- コマンドライン版PHP:「C:\Program Files\xampp\php\php.ini」
ちなみにXAMPPは、セキュリティについてほとんど考慮されていないようなので、ファイアウォール内など安全なWindowsマシンにインストールすることをお勧めします。
以上で、PHPの実行環境の構築は完了です。次回は開発環境の構築です。